第1回Scratch

プログラミングとは

プログラミングとは何かについて基本を確認しておきましょう。

まず、プログラミングとは何か自分の中のイメージを考えてみましょう。

一般的にプログラムとは、催し物における出し物の順序や、テレビの番組表のように順序だって進む物事を指します。

コンピューターの世界では、コンピューターに与える指示(命令)の集まりをプログラムと呼んでいます。プログラムには、コンピューターが何をすればよいのかが、細かく順序立てて書かれています。

コンピューターは予め指示されたことしかできません。そのため、コンピューターに何か処理をさせるにはプログラムが必要です。

そして目的の結果が得られるように命令を記述していくことをプログラミング、命令を表す数字や文のことをコード(プログラムコード)と呼びます。

Scratch(スクラッチ)とは

Scratchは子供向けのプログラミング学習環境です。無償で使え簡単な操作で作品を作りながら、プログラムの基本的な考え方を学習できるように作られています。

プログラミングというと、文字や数字を入力しコードを作っていくのが一般的です。一方Scratchでは、ブロックと呼ばれる部品を組み合わせてプログラムを作成します。

一般的なプログラミング言語との違い

一般的なプログラミング言語で作れるものは、たとえば以下のようなものが挙げられます。

  • PCやスマホのOSや、その上で動作するアプリケーション
  • ブラウザ上で動くWebアプリケーション
  • PC、スマホ、コンシューマーゲーム機などのOS
  • 企業の基幹システムや業務システム
  • 工場の機会やロボットを動かすプログラム

プログラミング言語によってできることできないこと、向き不向きはありますが、共通する特徴として、作った環境とは別の環境でプログラムを利用できるということがあります。

一方Scratchで作ったものはScratchの中でしか動作させられません。Scratchで作ったものをPC上で単独で動くソフトウェアにしたり、スマホ用のゲームとして遊ぶといったことはできません。この点はScratchと一般的なプログラミング言語との大きな違いです。

Scratchを使ってみよう

Scratchのサイトにはこちらからアクセスしてください。

ネコを移動させてみる

Scratchでは、作品のことをプロジェクトといいます。プロジェクトを作り、最初に表示されるネコを動かしてみましょう。

プロジェクトを作成する

画面左上にある「作る」をクリックします。

プロジェクトが作られ、次のような作成画面が表示されます。

ブロックを配置する

右上のエリアに表示されているネコを右や左に移動させてみましょう。

ここでは「○○歩動かす」という青いブロックを使用します。

同じブロック内の数値を書き換えるとネコの動きが変わります。色々入力して試してみましょう。

ネコを歩かせてみる

前の項目のように「〇〇歩動かす」ブロックのみでは、ネコはすぐに止まってしまします。この項目で歩き続けるようにします。

動き続けるようにする

動作を続けるようにするには「ずっと」ブロックを使用します。

これだけでは、ネコが端にたどり着くと止まってしまうので、上手く跳ね返るようにブロックを追加します。

ブロックをクリックすると、ネコが向きを変えながら左右に動きます。

止めるときにはもう一度ブロックをクリックするか、上の赤いボタンをクリックしてください。

歩いているように見せる

先程までは、ネコはすべるような動きをします。ブロックを追加して、歩いているようにしてみましょう。以下のように「次のコスチュームにする」ブロックを追加してください。

ブロックをクリックすると、ネコが歩きながら左右に動いているようになります。

ユーザーの操作に反応させてみる

予め決めた動きをするだけではなく、ユーザーの操作に反応するようにします。

クリックしたら音を出してみる

ユーザーのクリックに反応させてみましょう。Scratchには音を扱う機能もあるので、この機能を使ってネコをクリックしたらニャーと鳴く(音をならす)ようにします。

ネコをクリックするとニャーという鳴き声が聞こえます。

入力に反応させる

今度は、ネコをクリックしたらユーザーが文字を入力できるようにします。そして、ユーザーが入力した文字をネコの吹き出しに表示させましょう。

ネコをクリックして実行してみましょう。